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丑三つ時でもホラー映画

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いろんな意味でヤバい。恐怖と笑いは紙一重「恐怖人形」

どうも。

最近ちょっとヤバすぎる映画を見て、ブログ書く気力がカムバックじゃけぇのう!!TRICK石原)

 

割と前から、人形のビジュアルといい予告編といい、良い感じにB級映画臭が漂ってて絶対に見ると決めてた作品。あと、Twitterで流れてくるFFさんの感想とか見て、私は大好物かもしれんと思ってた。

結果、「ヤバい」とした出てこなかった迷作だった。うん、好き。

 

マジヤベェー「恐怖人形」

恐怖人形(通常盤) [DVD]

 

 

【登場人物】

  • 由梨(小坂菜緒):この作品のヒロイン。女子大生。カメラが趣味。
  • 真人(萩原利久):由梨の幼馴染で片思い中の男性。
  • 涼太(黒羽麻璃央):パーティー参加者の男性。チャラい。剣道初段。
  • 玲奈(福島雪奈):パーティー参加者の派手な女性。SNS中毒。
  • 徹(近藤雄介):パーティー参加者の男性。トイレが近い。
  • まどか(石川瑠華):パーティー参加者のおとなしい女性。
  • 美咲(水上京香):パーティー参加者のクールな女性。キャバで働いている。
  • 北沢(萩原聖人):パーティー参加者の中年男性。通称おっさん。アル中。
  • 麻生(黒沢あすか):会場に指定されたキャンプ場の管理人の女性。
  • 和田(栗根まこと):オカルトに詳しい初老の男性。キャンプ場に押しかけてくる。

 

【あらすじ】

10万円の報酬が出るというパーティーへの招待状を受け取り、怪しいと思いながらも集まった男女。彼らは、山奥のキャンプ場で一晩過ごすことになる。しかし、不気味な人形が付きまとい始める。

SNSにUPした写真に人形が写っていて、それを呪いの人形だと言う初老の男性が、キャンプ場へと押しかけてくる。

 

由梨たちは気を取り直して遊び始めるが、呪いの人形の魔の手が迫っていた。


www.youtube.com

 

【感想という名のやべぇところ】

人気のない山奥のキャンプ場、チェーンソーを振り回すモンスター(呪いの人形)、集まった男女。「13日の金曜日」をはじめとするアメリカンホラー映画あるある要素に、ときめきが止まらない作品。

もう気分はドリュー・ゴダード監督の「キャビン」のシガ二ー・ウィーバーですよ、えぇ。

あ、キャビンも大好きだから、おすすめのサイトさんのリンク貼らせて。

mihocinema.com

ただ、いろんな意味でやべぇ展開が多すぎて、思ったようなホラーじゃなかった。ヤバさは「シャークネード」の1作目と並ぶ、かもしれない。方向がシャークネードとは違うけど。

個人的には好きなぶっ飛び具合だけど、万人受けはしないだろうなぁ。

 

人形のサイズがやべぇ

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人形の最終形態のサイズがでかい。いや、徐々に大きくなっていく。そもそも、ヨシコ(ヨシエ?)が市松人形なでながら「大きくなぁ~れ」って、なんかヤバいよ。せつ子、それ、大きくならん。

その、ビッグサイズの人形さんが全力疾走するんだけど、そのビジュアルに笑いが止まらないwww

 

変に濃いキャラの参加者たちがやべぇ

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まず、なんでこんな怪しいパーティーに参加した?

全員明らかにヤバい、もうなんか奨学金とか留学費用とか、そこまでブラックか?ってなる。(ブラックだけどさぁ)ノリで来ちゃった///てへp感がもう、ちょっと考えてって思う。いや、全員が集まらないと始まらないから、仕方ないんだけど。

まぁ、ミステリじゃないんだけどクローズドサークルものっぽくて、個人的に普通にテンション上がった。

 

そして、登場シーンからトイレが近いアピールとフラグが容赦ないトイレマン、剣道初段の実力を見せようとして見せなかったチャラ男、本当の意味でヤバい乱入者のオカルトじっちゃん。そんな中で存在感が消えかけるヒロインちゃん、幼馴染くん、おっさんが悲劇でしかない。

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萩原聖人をこんなぶっ飛び映画で見れるとか、なんか貴重じゃね?ドラマ「あいくるしい」と「熱海の捜査官」は、未だに入れ込んで見てるからなぁ。

ちなみに主演はアイドルさんらしいけど、演技は見られるレベルで安心。

 

あと、男女のカップルのお色気サービスシーンはありがちだけど、まさかこんなところでLGBTへの配慮が?!一番のホラーだったわ。

ああいうのは、ガチで見たくない。同性での関係を否定する気はないんだけど、わざわざ見たくはない。真面目な話。

 

ぶっ飛び展開がやべぇ

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後ろにいる……かと思ったら、予想外の場所からどーん!っていうのはホラーの怖がらせ展開あるあるだし、ちゃんとそういう展開もあるんだけどね。大抵は何かがズレてて、えっ?ってなる。

着信アリ」の着メロが流れてビクっとなるはずのシーンで、「親方!空から女の子が!」って聞こえて、すっごい気が抜けるというか。そういうズレが多すぎて、もう、変に笑えてくる。

 

パーティーの真相とか、呪いの根源(?)は、ある程度は明らかにされて終わるし、ストーリーの矛盾とかもほぼほぼ無い。B級映画なのに。

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でも、和田のよくわからん儀式が超低予算Jホラーにありがちで、真顔になってしまった。ニコ生ホラー百物語で毎年何作かは流れる、超低予算ホラー。

 

がっつりしたホラー映画を期待してると物足りないし、優良B級ホラーを想定してると脱力感半端ないと思う。

ただ、巨大化していく呪いの人形の動きのひとつひとつが、とにかく面白い。もうね、ホラーとか考えちゃいけない。目の大きさもヤバいけど、武器とか動作もヤバい人形を愛でる映画だと思えば、斬新で面白いよ。ドアくぐるの大変そうとか考えたらいけな以下略

 

私はNetflixで見たんだけど、アマプラでも配信してた!!今(2022/02/17)は、アマプラは有料だけど、Netflixは無料配信中

気になったらちぇけらー。