【好きな10選】実話をモデルにしたホラー映画
どうも。
今回もお題やります。はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」にちゃれ〇じ1年生、第五弾!!よくもまぁ、5つもジャンルと映画が出てくるわ、自分。本格的な映画バカだ。
そんなこんなで、前回ちらっと言いかけた(フラグとも言う)実話をモデルにしたホラー映画10選をやっちゃいます。
あくまでもモデル、実話に基づく~とか、実際に起こった事件の映画化~とかじゃないよ。実際にあった事件とか、実在の人物がモチーフになった映画10選です。
それでは、れっつらごー。
【実話をモデルにしたホラー映画10選】
10位「ウィンチェスターハウス」
2018年のホラー映画。
アメリカ、カリフォルニアに実在する幽霊屋敷「ウィンチェスターハウス」をモチーフにした映画。
ウィンチェスター銃で成功した一族が、銃で殺された人々から呪われたとかで、占い師の助言で家の増設を繰り返して幽霊から逃げ続けていると噂の「ウィンチェスターハウス」が舞台。
かなり有名な幽霊屋敷を舞台にしたら、見てる側がスクリーンの外で迷子になった残念な映画。そんなにね、駄作ってレベルじゃないんだけれど、とにかく残念。
9位「ザ・ライト エクソシストの真実」
2011年のホラー映画。
優秀な神学生だが、神も悪魔も信じていない青年が、悪魔祓いを何度も行ってきたルーカス神父の元で成長していく物語。
公式では実話が基になってると言っているけれど、モデルになった人物とか出来事は一切不明。悪魔祓い関連は、簡単に名前出せないんだろうね。信仰とか(?)いろいろあるし。内容も淡々としてて、個人的には宗教の勉強してる気分になった。
あと、主演ルーカス神父を演じたのが「羊たちの沈黙」レクター博士役でおなじみアンソニー・ホプキンス。反射的にレクター博士!!ってなるの、そろそろ止めたい。
8位「NY心霊捜査官」
2014年のホラーサスペンス映画。
元NY市警の巡査部長で、実在の霊能力者の手記「エクソシスト・コップ NY心霊事件ファイル」が原作。主人公のモデルになったのも、手記の執筆者本人。
警察官ラルフ・サーキには霊能力があった。神父から、事件には悪魔が関わっていると知らされたラルフは、心霊捜査官となって事件解決に挑む。
映画本編を見たとき、画面がやたら薄暗いのが印象的だった。あと、淡々とし過ぎてて盛り上がりに欠けるなぁと。実際の事件がモデルなんだから、劇的な展開が沢山あった方が怖いけれど。もうちょっとこう、驚かしに来ていいよ?って思う。アメリカの映画にしては、幽霊(悪魔)が派手に驚かしに来ない作品。
7位「悪魔の棲む家」
1979年の映画のリメイク版、2005年のホラー映画。
74年、ロングアイランドのアミティヴィルで実際に起こった超常現象がモチーフ。小説「アミティヴィルの恐怖」が原作。
現実にあったことを描いたとは言われてるけれど、実際はかなり違ってたり脚色のある小説が原作ってことで、映画の内容も実際の出来事とはかなり違うらしい。有名な作品だし、面白いのは確実。2005年のリメイク版は、ラストとかが変わってるから、79年版好きにもオススメできるよ。
6位「エクトプラズム 怨霊の棲む家」
2009年のホラー映画。
1987年にアメリカ、コネチカット州で起こった事件がモチーフ。
ガンになった息子の治療の関係で引っ越した家で起こる超常現象と、翻弄される一家の姿を描いている。実際の事件がどんなものかは明確にされてないんだけれど、モデルになった家は実際にあるらしい。
ストーリーもなかなか怖くて、ちゃんと筋が通ってる。でも、自分が暮らしてる家に瞼が切り取られたあんなものやこんなものがあると想像したら、怖い前に気持ち悪以下略
5位「死霊館 エンフィールド事件」
2016年のホラー映画。
1977年から2年以上、イギリスのエンフィールドで続いたポルターガイスト現象がモチーフ。
死霊館シリーズ2作目で、ローレン夫妻がまたまた大活躍。実際にローレン夫妻がエンフィールド事件を調査したって情報は見かけないし、ガタイのいい悪魔シスター(?)とのバトルもあるから、オリジナル色が強め。実際の事件と実在の人物を掛け合わせただけでも、そこそこ面白みはあるよ。
あと、エンフィールド事件はかなり有名だと思ってるんだけど……それって私だけ?
4位「アナベル 死霊館の人形」
2015年のホラー映画。
死霊館シリーズのスピンオフ作品で、アナベル人形シリーズ1作目。実在の超常現象家ウォーレン夫妻が実際に保管している、呪われたアナベル人形にまつわる話。
実在するヤバい人形といえば、アナベル人形とロバート人形がかなり有名。他にも、ジョリエット、マンディ、PUPAとか以下略
実際のアナベル人形は、いわゆるキャベツ人形で可愛らしい。でも、映画のアナベル人形は、見た目から怖がらせに行きますよ感がすごい。制作のジェームズ・ワンの「ソウ」のジグソウ人形とか「デット・サイレンス」の腹話術人形とそっくり。
映画本編もそこそこ怖くて、夜中の2時過ぎに見てゾクってなった数少ない作品。
3位「サクラメント 死の楽園」
2013年のPOVホラー映画。
78年に起こった人民寺院での集団自殺事件をモチーフにしている。
一言で表すなら、カルト怖い。ドキュメンタリー番組で、カメラマンの妹が入信してる新興宗教団体に取材に行ったら本気で危ないカルトだったっていう、ファウンドフッテージ作品。
知らない間に外に出られない雰囲気になっていくのとか、徐々に追い詰められていく緊迫した描写が上手くて怖い。でも、カルトのボスのおっちゃんと討論するシーンとかもあって、これがなかなか面白い。
タイ・ウェスト監督、イーライ・ロス制作っていうコンビが豪華すぎるって思ったんだけれど、期待を裏切らなくて最高。
2位「ポゼッション」
2009年のホラー映画。
2004年のロサンゼルスタイムズ紙に掲載された、ネットオークションに出品された本物の呪われた箱と、その由来、出品者の恐怖体験がモチーフ。
某掲示板発の有名な怪談話「コトリバコ」を連想してしまったのは、私だけではない、と思ってる。映画版の箱の中身は悪魔だけど、標的が子供ってとこは、まぁ似てるような気がしないでも以下略
蛾が出てきたり、口の中から手が出てきたり、映像的に気持ち悪いシーン盛りだくさん。あと、サム・ライミ制作なのもポイント高い。
余談だけど、サム・ライミ監督の「スペル」の主人公が、クライマックスの墓場でブチ切れシーンが個人的に大好物。あれ、思わず笑っちゃう。
1位「ディアトロフ・インシデント」
2013年のPOVホラー映画。
1959年に旧ソ連のウラル山脈で起こった、ディアトロフ峠事件をモチーフにしている。
ディアトロフ峠事件は、登山上級者のはずの男女9人が、半裸だったりと異様な姿の死体で発見されたっていう怪事件。ご遺体から放射性物質が検出されてて、陰謀論とか超常現象説とかが飛び交ってたんだけど、2020年に雪崩が原因だと発表されてる。
映画の内容は、アメリカの大学生男女5人がディアトロフ峠事件を調べて登山をしたらこうなった、っていうファウンドフッテージ作品。ラストが若干カオスなんだけれど、それを含めて個人的に大好き。
アメリカから旅立って、ロシア旅行ヒャッハー!!お酒が美味しい!!みたいなシーンから、登山開始以降のテンションの落差とかも見てて面白いよ。
いやー、今回の10選も大変だった。全部がエクソシスト系になりかけた。まぁ、ほとんど悪魔祓いのシーンがある映画なんだけど。洋画ホラーといえば、悪魔が出てくるのが多いからね。
そして、邦画ホラーではポピュラーな幽霊の存在感が薄いw
そういえば、実際の事件がモデルだと勘違いされやすいのが「THE 4th KIND フォース・カインド」。タイトルの意味は第四種接近遭遇。ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のホラー映画で、個人的には大好きです。
でもこれ、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と似てて、本当にあった事のように宣伝してただけ。バイノーラル・マーケティングだったと思うんだけど、間違ってるかも。
実際の博士役の不健康な体型が、かなり不気味な作品だったりするんだよね。モキュメンタリーとかPOVも、個人的に大好物だからなぁ。
あ、次はPOV縛りでいける気が以下略