好きなB級ホラー映画10選
どうも。
はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」に、ちゃれ〇じ1年生やります(ちゃれ〇じは違うやろがい)
ホラー映画感想レビューを書いているブログだし、ホラー映画縛りで書こうと思ったんですよ。思ったんですけどね。
10作品に絞り込めないいい!!
好きなホラー映画とか言い出したら、アレも好き、コレも好き、あーでもこっちも、って終われない(確信)
【好きなB級ホラー映画10選】
10位「ゲヘナ」
2016年のホラー映画。
リゾート開発の視察のためにサイパン島を訪れた男女が、禁則地に入ったために呪いを受けて閉じ込められてしまう。
ギレルモ・デル・トロ作品でおなじみのダグ・ジョーンズが、ジャケットのジジイに扮しているのがヤバすぎる。もう、ひたすらに、ダグ・ジョーンズの見た目に絶句するのがメイン。
肝心のストーリーとか、呪いの正体とか、ジジイが何者なのかは適当に楽しむためにある、たぶん。
9位「グッドナイト・マミー」
2014年のサスペンスホラー映画。
整形して顔を包帯で隠し帰ってきた「ママ」と、本当のママではないと疑う双子の息子たちの物語。
双子が結構幼くて、だいたい小学校3~4年くらいのイメージで見てたんだけど、やることがえげつない。本当のママかわからないから、本物かどうか試すのに過激なことをやるし、見てる側も真相知らないから「偽物じゃね?」みたいな疑心暗鬼になる。
いわゆるネタバレ禁止系の映画、真相がわからないから面白いってやつ。
私個人としては、双子くんたちのやることがトラウマ必須。
8位「ババドッグ 暗闇の魔物」
2014年のホラー映画。
母子家庭の幼い息子がどこからか持ち出してきた絵本「ババドッグ」の恐怖に侵食されていく、母と息子の姿を描いた。
「バ、バ、バ、ドック、ドック、ドック」っていう、謎のテンポの声が忘れらんねぇよ状態になった作品。これ、本当は疲れて病んでるだけなんじゃないの?みたいなこと考えたりした。息子役の子の多動みたいな演技が容赦ないし。ラストもけっこうイカレてて、個人的には大満足した映画。
そういえば、「グッドナイト・マミー」も「ババドッグ」も、2014年のオーストラリア映画だった。自分の中で、ひとりオーストラリアホラー映画祭やった記憶がある。
7位「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」
2013年のホラー映画。
幽霊が見えるオッド・トーマスは、その能力を使って秘密裏に警察に協力をしていた。大きな事件が起こることを察知したオッドは、彼女ストーミーと町を守るために奔走する。
原作がホラー小説、しかもシリーズで4巻まで出てるから、作ろうと思えば続編を作れたであろう作品。なんだけど!!主演のアントン・イェルチンが2016年に他界しちゃってる。
幽霊が見える一般人が、被害者の幽霊の協力を受けつつ、加害者の幽霊に妨害されたりして事件を解決するっていう異色のヒーロー(っぽい)もの。ラストシーンは涙なしでは見られなかったし、続編での活躍待ってる~って楽しみにしてたんですよ、ほんと。
6位「ヘンゼル&グレーテル」
2013年のアクション・コメディ・ホラー映画。
グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」の兄妹が大人になり、魔女ハンターとして活躍する物語。
魔女に食べさせられたお菓子が原因で糖尿病になった兄ヘンゼルと、たくましく育った妹グレーテルが、魔女狩りが行われてた時代に現代の銃火器をぶっ放して魔女と闘うトンでも映画。でも、それが好き。ジェレミー・レナ―の無駄遣い?無駄遣い上等。
世界観やら、ヘンゼルとグレーテルが捨てられたことの真相がごちゃ混ぜだけど、なんかクセになる。ただ、Rotten Tomatoesの評価は散々だったみたいで、続編はかなり難しいらしい。
5位「V/H/S シンドローム」
2013年のPOVオムニバスホラー映画。
V/H/Sシリーズとして、「V/H/S ネクストレベル」、「V/H/S ファイナルインパクト」がある。
空き家に忍び込んだ若者たちがVHSテープを見つけ、1本ずつ中身を見ていくのと同時に、仲間が1人ずつ減っていくというメインストーリーと、そのVHSの中身を見せていくというオムニバス映画。
はっきり言って、ほぼ全編グロい。グロ苦手な私でも見れたのは、短編だから。だと思う。当時の新進気鋭の監督の作品ばかりで、アダム・ウィンガード監督作品も入ってるのが個人的にお気に入り。グロいけどね!!
4位「キャビン」
2011年のホラー映画。
バケーションを楽しむために山小屋を訪れた男女5人は、偶然見つけた地下室でタブーを犯してしまう。そして、そんな5人の様子を眺める人々がいた。
ホラー映画好きのために作られたといっても過言ではないB級ホラー。もうね、こういう作品をずっと待ってた。メタ要素はやたらとあるし、後半ではいろんなホラー映画のキャラが出てくる。誰がいるのか探すのも、ひとつの楽しみ。
あ、あと、クトゥルフ好きには是非見て欲しい。
3位「サプライズ」
2011年のホラー映画。
両親の結婚記念日を祝うために集まった家族。彼氏に連れてこられたエリンは一緒に祝うことになるが、そこに動物のマスクをかぶった残虐な侵入者がやって来る。
エリン無双、としか言いようのない作品。「スクリーム」にも似たスプラッタ―ホラーだから、「スクリーム」ファンにもおすすめできる!!
動物の仮面をかぶった侵入者に襲われるんだけど、たくまし過ぎる彼女のエリンが反撃、ぶった切る、ミキサーだって武器にする。原題は「YOU’RE NEXT」(次はお前だ)なんだけど、そっちの方がしっくりくるという問題がここに以下略
主題歌、ドワイト・トゥイリーの「Looking for the Magic」が映画にピッタリで、エンドレスリピートするくらいにはお気に入りになったよ。
2位「ザ・マミー」
「未公開ゾーンの映画たち2019」で公開された作品。
麻薬戦争真っ只中のメキシコで、母親を待ち続ける11歳の少女エストラヤが、スラム街で生きる少年たちと出会い生きていく物語。
2017年に「ザ・マミー 呪われた砂漠の女王」って映画が公開されてて、かなりややこしいんだけど、こっちはメキシコ映画の「ザ・マミー」。英題は「Tigers Are Not Afraid」で、こっちの方がしっくりくるという邦題問題が以下略
どんな映画か一言で表すなら、現代メキシコ版「パンズラビリンス」。ほぼ幽霊は出てこないし、スラム街で強く生きようとする少年少女のヒューマンドラマ的側面が強い。まぁ、一応幽霊は出てくるけれど。ホラーとか関係なく、心にぐっときた作品。
1位「CUBE」
1997年のホラー映画。
「CUBE」はすでに記事を書いてるので、いろいろ省略。
余談ですが、「CUBE」と短編映画「ELEVATED」でヴィンチェンゾ・ナタリ監督にハマり、「スプライス」「ハウンター」「388」「Nothing ナッシング」「ハンニバル」「イン・ザ・トール・グラス 狂気の迷路」と追いかけ続けるファンになりましたとさ。
私は、好きな監督の作品を追う派なんだけど、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督ははじめて追ってみた監督で、ほぼ全部好みど真ん中。
最近はアダム・ウィンガード監督も好き。グロいのが多いけど、それを忘れさせるくらいの細かい演出が面白い。
他にも、ギレルモ・デル・トロ監督とか、「キャッシュトラック」が絶賛公開中のガイ・リッチー監督作品は、ほぼ外れナシで見れてる。
もうね、ギリギリになってもキャッシュトラックは絶対に見る。「スナッチ」と「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」で見た、ステイサムとガイ・リッチーのコンビは最強だったからね。
そんなこんなで、ホラー映画以外も好きだよアピールしつつ、好きなB級ホラー映画10選を終わりにします、はい。