オリビア・クックが美しかった映画「呪い襲い殺す」
どうも。
「ウィジャ ビギニング~呪い襲い殺す~」を見て、某通販サイトでウィジャボードを発見し、そろそろ本気でウィジャボードを買おうかと悩んでる超絶おバカさんです。
買ってどうするかって?
もちろん、インテリアにします。おバカさん確定案件。
そんなこんなで、「ウィジャ ビギニング~呪い襲い殺す~」の一作目?前作??を見た感想やらなんやらを書いていきます。
「ウィジャ ビギニング~呪い襲い殺す~」の感想記事はこちら。
『呪い襲い殺す』
2014年に公開された、アメリカのホラー映画。
監督・脚本はスタイルズ・ホワイト。
原題は「Ouija」。
【登場人物】
・レイン・モリス(オリビア・クック):デビーの幼馴染で親友の女子高生。トレバーと付き合っている。父子家庭で、留守がちの父よりも家政婦を頼りにしている。問題児の妹サラとは不仲だが、保護者のように行動する事も。
・サラ(アナ・コトー):レインの妹。問題児で、姉レインとは不仲。大きく年の離れた男性と付き合っている様子。レインの親友であるデビーとは、幼い頃から面識があった。
・ピート(ダグラス・スミス):デビーの彼氏。デビーの自殺に納得出来ずにいる。
・デビー(シェリー・ヘニッヒ):レインの幼馴染で親友。突然首を吊って自殺するが、理由は不明。
【あらすじ】
レインの親友デビーが自殺した。
悩みを抱えていた様子だったが、自殺したとは信じられないレイン。
デビーの両親は、娘が自殺した自宅にいるのが辛くなり、しばらく家を空ける事にする。その間の自宅の管理を、レインに任せていった。
デビーの部屋でウィジャボードを見つけたレインは、友人たちと一緒に、ウィジャボードを使ってデビーに別れを告げる計画を立てる。場所はデビーの家、彼女が死んだ場所だ。
出かける直前、サラが問題を起こすのを察知したレインは、サラも連れて行く。
レイン、サラ、トレバー、ピート、イザベルは、ウィジャボードで「D」と名乗った霊と会話をするが、トラブルが起こって、そのまま解散することになる。
その後、全員が「D」からのメッセージを受け取り、もう一度ウィジャボードを使うことになる。
「D」は「D.Z」というイニシャルの名前の霊で、デビーではなかった。「D.Z」は突然「逃げて、母が来る」と伝えてくる。プランシェットを覗いたレインは、口を縫い付けられた少女と、襲い掛かって来る霊の姿を見た。
レインはデビーの遺品の中にあったUSBを見る。それは、デビーが自宅の屋根裏でウィジャボードを見つけ、ひとりでウィジャボード行う映像だった。
やがて、ウィジャボードを使った仲間のひとり、イザベルが不可解な死を遂げる。
自分たちの命も危険だと察したレインは、ピートと共にデビーの部屋の屋根裏を探る。そして、デビーの家の過去の住人が行方不明になっている事を知り、事件の詳細を知る女性に会いに行くのだが‥‥
【感想やらなんやかんや】
はじめに言いたい。
完全に見る順番失敗したーーーーー!!
前日譚「ウィジャ ビギニング~呪い襲い殺す~」の方を先に見ちゃってるから、D.Zがドリスってのも一発でわかるし、リーナの思惑とかもほとんどわかっちゃう。口縫い付けてる理由も、大雑把にわかってるし。
しかも、デビーが首吊った場所って、リーナの彼氏が吊るされた場所じゃん。
あと、デビーの家、一発でザンダー家だとわかっちゃったんですけど。(間取りでわかった)
完全に事故物件。心理的瑕疵物件だよ、大島テルをチェックしておこうよ、事故物件住みます芸人タニシさん出番だよ。
「悪魔の棲む家」とかもそうだけど、アメリカのホラー映画って、割と簡単に事故物件に遭遇するよね。一軒家が普通だからか?
「見た順番のせいで面白さマイナス」
二作目を先に見ちゃったせいか、面白さ半分以下。
家で過去に何があったのか、リーナとドリスとアリスに何があったのか、全部わかってるからね。
若者たちが遊び半分で交霊術をやって、とんでもないしっぺ返しを食らうというホラー映画あるある展開。これは様式美で良いんだけど、前日譚を見ちゃってるせいで面白さを感じない。
完全に見る順番間違えたよね、うん。
たぶん、一番の見どころであろうリーナの嘘も、見た順番のせいで「あ、これ嘘だね」ってわかっちゃう。
幽霊の妹と生きた姉が結託してるとか、助けてくれると思った人が騙してきてるとか、意外だし見どころじゃん?予想外で、どんでん返し的な部分じゃん?それがモロにわかっちゃうって、ほんと切ない。
本作「呪い襲い殺す」がどんなに微妙でも、前日譚「ウィジャビギニング~呪い襲い殺す~」は後から見る事をお勧めしたい。
本気で後悔するのは、私が証明します。
「登場人物の性格に難ありすぎ問題」
レインに関しては遊び半分じゃなくて、本当にデビーの死の真相を知りたい、別れを言いたいって気持ちでウィジャボードやろうって提案するんだけどさ。他のメンバーとのテンションの差にモヤモヤする。
レインの彼氏は「ウィジャボード付き合ってやっただろ」って上から目線だし、命が危ないってわかってからは保身に走るし。
デビーの彼氏も、最初のウィジャボードは「レインが動かしたに決まってる」って。デビーの自殺に憔悴してたのに、手のひら返しが過ぎやしないか??
二度目のウィジャボードでドリスとアリスが出てきて、怖い思いしたから全部忘れちゃおうってなった後、全員すごい距離置きすぎじゃない?
主人公のレインと、更生した妹と、終盤で助けに出てくるデビー以外は性格に難ありすぎでしょうが!!
なんだかもう、孤立無援状態の主人公がひたすらに可哀想に思える映画だった。
あと、序盤で幼少期のレイン、サラに冷たすぎ。
冷たいというか、なんか憎しみ入ってない?サラを産んだせいでママが死んじゃった~みたいな展開があったし、そういう複雑な心境を描きたかったんだろうね。
そして最初のシーンがあったからこそ、成長したモリス姉妹の距離感が理解できたんだけど。終盤で仲良くなって、この姉妹に関してはハッピーエンドだねぇってしみじみ思えたのが救いだった、ような気がする。
まぁ、モリス姉妹VSザンダー姉妹みたいな展開は面白かった。
彼氏たちはほぼ役に立たなかったけどね。
「オリビア・クックの美貌を眺める映画」
私は、続編(前日譚)の「ウィジャ ビギニング~呪い襲い殺す~」を先に見ちゃって、半分くらいネタバレしてる状態で見たから面白さ半減だったけど。
普通に見れば、そこそこ面白い映画なんじゃないかとは思った。
まぁ、ロッテントマトとかの評価はあんまり良くないけど、評論家と一般人が感じる面白さはまた違うからね(とか言いつつ、ロッテントマトを指標にしてる人は私です)。
あと、主演のオリビア・クック。ブレない演技力と美貌は流石だった。
映画「サラブレッド」とか、ドラマ「ベイツモーテル」とか、よく見かけてた女優さんで、ホラー映画でも違和感なかったし。
私の中で「呪い襲い殺す」は、オリビア・クックの美しさを堪能するだけの映画になってたなぁ。
あ、「サラブレット」は超良作だったから、いつか感想書きたいと思ってる。
そしてこっちもオリビア・クック出演作、2021年アカデミー賞音響賞受賞作品の「サウンド・オブ・メタル」。
超楽しみにしてるんですけど!!(興奮し過ぎ)
予告編貼りたいがために、この記事を下書き保存したと言っても過言ではな以下略
最後に。
B級ホラー映画あるある、タイトル詐欺やめてくれ!!
詐欺ではないけど、別に間違ってはいないけれど、呪って襲って殺してるのか?!そのまま過ぎやしないか?
こういっちゃ元も子もないけれど、呪って襲って殺しにかかるのがホラー映画なんだってば。
あとは、パッケージの「呪い襲い殺す」の微妙な筆文字、笑えてくるのは何故だろう‥‥
ひと昔前の怖がらせ感がにじみ出てる。90年代初期のJホラーじゃないんだから。昔の「八つ墓村」とか「犬神家の一族」ってこんな文字体使ってた気がする。
頼むよ、配給会社さん!!
それも全部含めて、やられたーーーって半笑いになるまでがB級映画の醍醐味なんですけどね。たぶん。