好きなB級モンスターパニック映画10選
どうも。
はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」にちゃれ〇じ1年生、というか2年生?やります、はい。
自称ホラー映画大好き人間が、好きなホラー映画を10作品に絞るとか無理な話。前回の記事を書きながら、次はサメ縛りいくぞーー!!と考えてたので、好きなモンスターパニック映画10選を綴っていきます。
もちろんB級……いや、Z級もある、かもしれない。というか絶対ある。
【好きなB級モンスターパニック映画10選】
10位「PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星」
未体験ゾーンの映画たち2017で公開された作品。
かの有名なSF映画「猿の惑星」を盛大にパクった作品。邦題あるあるではなく、原題が思いっきりパクっ以下略
猿……ではなく、鮫が支配するようになった地球で、人類と鮫が微妙な生き残りバトルを繰り広げるという、どっかで聞いた覚えのあるストーリー。未公開ゾーンの映画たちでしか公開できなかったのも頷ける。このやらかしちゃった感がすごく好き。
9位「アタック・オブ・ザ・キラートマト」
1978年のSFホラーコメディ映画。
突然人間を襲い始めたトマトVS人間の大戦争。
伝説のZ級映画にして、謎の人気を誇る作品。スタッフロール中にピザ屋の広告が入るという、謎多き映画。狭すぎる会議室で行われるキラートマト対策会議とか、クオリティという概念を無視したキラートマトとか、ツッコミが追いつかない。あと、無駄に声のいいテーマソングがクセになる。トメ~イトゥ~♪
8位「ゾンビ・サファリパーク」
2015年のゾンビ映画。
ゾンビパーク内でゾンビが大暴れ、生き残った人間は命がけで脱出、という毎度おなじみのストーリー。
ゾンビ狩りができるテーマパークっていうのが倫理観大丈夫?って思ったんだけど、大丈夫じゃなかった。ストーリーは適度に考えさせられるもので、元は人間だよなーって思っちゃう。見終わったあとは、2006年の「ゾンビーノ」と似た感じになる。
2015年版「ジュラシック・ワールド」と「富〇サファリパーク」を意識したとしか思えないタイトル&パッケージは、B級映画業界の本気が垣間見えて好き。
7位「シャークトパス」
2010年のサメ映画。
鮫(シャーク)とタコ(オクトパス)のハイブリット生物、シャークトパスと人間の生き残りをかけた以下略
サメとタコのハイブリットという点以外は、そんなに珍しくないモンスターパニック映画。製作がB級映画界の帝王ロジャー・コーマンというのにも納得。CGは、安定のチープさ。でも、シャークトパスという生物がなんか可愛い、見ているうちに愛着がわいてくる、なんで?
ちなみに「シャークトパスVSプテラクーダ(プテラノドン+バラクーダ)」、「シャークトパスVS狼鯨(狼+シャチ)」もあるよ。
6位「アタック・オブ・ザ・キラードーナツ」
2016年のホラーコメディ映画。
伝説の「アタック・オブ・ザ・キラートマト」のオマージュ作。偶然出来てしまったキラードーナツたちが人間を襲う。
タイトルからして「アタック・オブ・ザ・キラートマト」を意識してるんだけど、ドーナツ屋のジョニーとミシェルの青春ラブストーリー展開もある作品。あと、キラードーナツのクオリティが……B級とは思えない完成度。CG技術と効果音も使って、キラードーナツを描いてる。ちょっとかわいい。
ただ、コメディ色を出すために下ネタを多用するのは、個人的にドン引きした。
5位「ゾンビガール」
2014年のホラーコメディ映画。
別れたヤバい彼女がゾンビになって帰ってくる話。三角関係の中に一旦死んでるゾンビ(元カノ)がいるから、これ何?みたいなカオス展開になる。心が一番パニックになる映画だったりもする。
アントン・イェルチン演じる主人公が新しい彼女と墓場でゾンビ映画見ているときに、元カノがゾンビになって登場というメタ要素たっぷりのシーンが大好き。
4位「フリークスシティ」
未体験ゾーンの映画たち2017で公開されたホラーコメディ。
人間、ヴァンパイア、ゾンビが共存する街に、UFOの大群が現れた。おバカなヴァンパイア少女、ヘタレな人間の青年、天才ゾンビ青年は街を守るために立ち上がる。
ゾンビ映画でもお腹いっぱいになれるのに、ヴァンパイアと人間とゾンビが一緒に暮らしてて、UFO来襲。フリークス大渋滞。B級映画にしては完成度が高いんだけれど、キャラも設定も、とにかくすべてが濃い映画。あと、ちょっとグロい。
3位「ゾンビランド」
2009年のホラーコメディ映画。
ゾンビがはびこる世界でたくましく生きる、4人の男女の姿を描いた。
アイゼンバーグ演じるコロンバスの、生き残るためのルールが絶対に役立つ。断言したい。そんな映画。屈強なタラハシーのトゥインキー大好き設定とか、峰不二子を連想させる悪女っぷりの姉妹が可愛い。
そんなにB級でもない映画だったりもする。あと、ゴーストバスターズのビル・マーレイが本人役で出演してるのが楽しい映画。
続編、実はまだ見てなかったりもする。
2位「ゾンビーバー」
2014年のホラーコメディ映画。
もう記事にしてるから、詳細はそっちをちぇけらー。
おバカなB級映画だけど、ホラー愛に溢れてるよ。
1位「シャークネード」
2013年のサメ映画。
全6作品で完結するシリーズ作品。竜巻に乗って大量のサメが襲ってくる現象「シャークネード」と、元サーファーのフィン・シェパードと家族たちの戦いの記録。
B級映画といえばアサイラム社(配給)なんだけど、「シャークネード」シリーズも例にもれずアサイラム社。しかも、シリーズが進むとパクリ度合が増えていく。そして主人公フィンの嫁エイプリルの人間度は減っていく。
「007」「アルマゲドン」「スターウォーズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を、これでもかと盛大にパクって以下略
クオリティは低くて、宇宙服にガムテープが貼ってあるのが見えてたり、CGがチープだったり、いかにもなB級映画。1作目と2作目はよくあるB級サメ映画なんだけど、3作目からは完全に攻めの体制。あと、カメオ出演がものすごく多い作品だったりする。
ちなみに、アイアン・ジーリングとチェーンソーの組み合わせだけでワクワクしてきたら、シャークネード症候群の末期症状。
……適当に言ってみたら、妙に語呂が良かった。
B級モンスターパニック映画なら、10作品選ぶの余裕じゃん!!とか思ってたら、全然余裕じゃなかった。今回も絞り切れず悩んだ。
私はサメ映画もゾンビ映画も大好きだったんだ!!
シャークネードをシリーズひとまとめにしなかったら、全6作品で、残り4作品しか出せなかった。シャークネード強すぎる。
個人的にシャークネードシリーズがものすごいオススメなので、いろんな人に見てもらって、爆笑してほしい。覚醒しちゃうシリーズ4作品目とか、ジャケットのパクリ具合だけでも楽しい。
ノヴァ、それスターウォーズのライトセーバーに見えそうだからやめて(爆笑)
余談になるんだけど、未体験ゾーンの映画たち2021で公開された「ゾンビ津波」が気になり過ぎて困ってる。
「シャークネード」のアイアン・ジーリングが主演&漁師役、津波に乗って大量のゾンビがやって来る、もうここだけ見ても「シャークネード」と同じB級映画の香りがする。
ただ、震災経験者からすると、津波ってキーワードに抵抗があるから、かなり迷ってる。見るべきか、見ざるべきか。まずはセンタ・パラタスだ。(センタ・パラタスの意味は、シャークネードを見ればわかる、たぶん!!)