この番組はフィクションです「心霊マスターテープ」
どうも、いつの間にか師走でした。
師匠も走る師走でも、見ていたいのがホラー映画!!
ってか、ほぼ365日ホラー映画流しっぱなしのホラージャンキーな私ですが、同じようなホラージャンキーに見て欲しい作品。
映画じゃなくて、メ~テレの番組。
メ~テレって、北海道局だと思い込んでたんですが、名古屋だったんですね。
謎の勘違い。
まぁね、アマプラで1話目無料だったから見てみたら、言わずもがな最後までがっつり見てしまった心霊マスターテープ。
感想とかをちまちまっと書きます、今回はネタバレ無しで書くから!
目次
『心霊マスターテープ』
2020年1月にエンタメ~テレで放送されたホラードラマ。全6話。
脚本・監督は寺内康太郎。
【出演】
寺内康太郎(ほんとうに映った!監死カメラ・境界カメラ)
心霊ディレクター。
涼本奈緒
オーディションで抜擢されたアシスタント。元アイドル。
岩澤宏樹(心霊玉手匣)
心霊ディレクター。
古賀奏一郎(NOT FOUND)
心霊ディレクター。
福田陽平(ほんとにあった!呪いのビデオ16~21・71~80巻)
心霊ディレクター。
谷口猛(心霊カルトアウトロー)
心霊ディレクター、情報を提供してから番組に関わることになる。
上園貴弘(岩澤組アシスタント)
岩澤からの要請で手伝うことになる。
杉本笑美(古賀組アシスタント)
古賀からの要請で手伝うことになる。
菊池宣秀(ほんとにあった!呪いのビデオ56~70巻)
応援スタッフとして関わることになる。
徳丸大介(心霊パンデミック)
応援スタッフとして関わることになる。
金井倫子(心霊パンデミック)
応援スタッフとして関わることになる。
ナリモト(境界カメラ)
別作品の撮影をきっかけに関わることになる。
井川(境界カメラ)
カメラマン。別作品の撮影をきっかけに関わることになる。
あらすじ
有名監督であり、日本初の心霊ディレクターでもある中村義洋の密着ドキュメンタリー番組を撮影していた寺内康太郎。
取材中に中村が、日本初の心霊ディレクターは自分ではなく「知られざる心霊世界」が元祖だと言ったことから、そのビデオと日本初の心霊ドキュメンタリーディレクターを探す企画が持ち上がる。
だが、寺内が親しい心霊ディレクターたちに話を聞くものの、噂の域を出ない。
番組の企画を危ぶむ寺内をよそに、番組側は女性アシスタントを付けようと乗り気。
そうして採用された元アイドルの涼本をアシスタントに、心霊ディレクターの岩澤、古賀、福田たちを巻き込んで「知られざる心霊世界」について調査を始まるのだが・・・・・・
ネタバレしなように書いてく感想みたいなアレ
「知られざる心霊世界」直接の関係者以外は、全員本人役で出演している作品。
知られざる心霊世界の監督の茨木、茨木の家族、出演者やビデオ制作会社社員は役者さんが演じてるんだけどね。
そっちも本人だったら無理。普通にヤバい。
アムモのプロデューサー本人の出演があったり、ニコ生放送時の画面が使用されたり、POVの体を取ってるんだけど。
この作品、ニコ生のホラー百物語だけは欠かさず見てる私にはツボだった!
あと、「この番組はフィクションです」というテロップを外せない大きな理由がある作品でもある。
白石監督の「ノロイ」みたいな感じで、2話くらいから関係者にいろいろ起こり始めるわけ。「ノロイ」みたいに全滅エンドじゃないけど。
…あれ、公開後に某タレントさんとか芸人さんまで消えたとか消えてないとか、ちょっと話題になったらしいね。知らんけど。
ただ、最終話で、あーこれにフィクションって付けなかったらいろいろアウトだわーってなってる。今後の仕事に支障出そうな人、確実にいるから!
大切な事なので繰り返します。
この作品はフィクションですよー!
心霊ドキュメンタリー界隈の名前を出してくるのがたまらない
岩澤監督、ほんとオールマイティにこなす監督だわ。
岩澤監督の作品、個人的に大好きなんですが(心霊玉手匣シリーズファン、ほんのろ55巻も好き)、電話1本で心霊玉手匣の上園さん召喚しちゃうあたりが良いよ、うん。
あと、ほんのろ時代に可愛がってた菊池も引っ張り出してきて、この2ショットなつい!ってなった人は、私だけじゃないと思う。
古賀と杉本のノッファンコンビはもう、安定してるよね。
安定して笑いに走るとこ、ほんと良いわ。杉本はそうこなくっちゃ。
ノッファン(NOT FOUND)は、杉本が活躍する回は「これはホラーなのか?」ってなるんだけど。こっちでも杉本は杉本で、巻き込まれ被害者多数だった。
心霊パンデミックは、個人的にそんなに詳しくなくて。
それこそニコ生のホラー百物語を作業用に流し見してる程度なんだけど、この適当感が心霊パンデミックだった!ってなる。うん。
境界カメラは、ラスト1巻(完結編)だけ見てないんだけど…ナリモトと井川のコンビが、ありえないくらい面白かった。境界カメラってシリアスなイメージだから、意外。
井川って、微妙なロゴT着てるヒステリックなカメラマンというイメージしかなくて。
ナリトモとコンビで動くと、ここまで男子中学生ノリ全開なのかとw
唯一知らない心霊ディレクターが谷口さんなんだけど。
「心霊カルトアウトロー」って、見たことなかった…ファンの方いたらスミマセン。
これ見たら、そっちの作品見たくなる!マジで。
あ、福田監督と寺内監督は、夏目監督の「ビッグサマー2」に出演してた(させられてた)イメージが強すぎて、作品が思い出せないという悲劇。
巻き込まれお疲れ様です、としか思えない。
本人イメージでしかないんだけど、福田監督は陽キャ感すごい。常にイキっちゃってる感じ。
だからあんな事に(ネタバレ回避のために以下省略)
あと、寺内監督は相変わらずの陰キャ感がアレ。ただ、飲み屋で話すシーンがあって、ヒヤヒヤしたわ。ニコ生のホラー配信で泥酔して愚痴ったり、いろいろあったからねぇ。
飲ますな危険!
そういえば、ここに書いた他にも(心霊ドキュメンタリー界隈では)有名な人が沢山出演してるんだけどね。
普通に書ききれない!!メインで動く人だけ書いたという雑さ…。許して。
知ってれば倍面白い、知らなくても普通に面白い
そんなね、ホラージャンキーしか楽しめないじゃん!と思われそうな作品なんですが。
知らなくても楽しめる、と思う。
少なくても、ほんのろみたいな心霊ドキュメンタリーを見たことがある人なら、「おぉう」ってなるから。
好きなシリーズがあれば倍楽しめるけど、そこまで詳しくなくても面白い。
この人たちって、こんな感じのシリーズ撮ってるのか…見てみようかな?ってなると思う。
私も実際、心霊カルトアウトロー見たくなったから。
あと、心霊ディレクターたちはこういうところをチェックしてるのか!とか、確かにこれは偽物っぽい!とか、裏話的なのもあるから面白い。
心霊ドキュメンタリーを見る目が肥える!!
必要無い?そう言わないでおくれやす(どこの人だ)
それから、1話と2話で監督たちが「女性アシスタントって必要?」みたいな話して、早い段階でミスされて、寺内監督が残念感丸出しなのには「わかるー」ってなった。
ホラー映画の主要キャストをアイドルで固められて、演技が微妙だった時の残念感と同じ。
もちろん、演技上手いアイドルは沢山いるし、この作品の涼本さんはミスするの最初だけなんだけどね。
主演が人気アイドルで、中身見たら台詞棒読みで悲鳴が残念っていうホラー映画を体験した人ならわかるであろう、このがっかり感よ。可愛いだけじゃホラーのヒロインは務まらないのですよ、えぇ。
脱線過剰。
なんかね、続編の製作が決まったとか、決まってないとか噂の「心霊マスターテープ」なんですけど。
本作で問題が起こった人はどうするの?って思いつつ、めちゃくちゃ楽しみ。
そして、続編の予告編上がってた↓
念写…御船千鶴子(リングの貞子のママンのモデルで、実在の超能力者とか言われてる人)か?!
気になって夜しか眠れないじゃん!!!
で、なによりも。
1話25分、全6話っていう見やすさが良い。
今度こそはイカキックで夏目監督を制裁教育する西川さんと、トラブルと下ネタしか持ってこない夏目監督が出演したら面白いのにとか思うわけよ。「ビッグサマー」つながりで。
あとは、封印映像の田中さん、出てくれないかな…。田中さんだけで良いから。
難しそうなんだけど、コワすぎ!も出てくれたら盆踊りしたい。ただ、コワすぎは色が違うから。既にモキュメンタリーとして成り立ってる作品だし、工藤Dが番組ぶち壊しそう(幽霊に物理攻撃とか)
兎に角、ホラージャンキーなら垂涎もの、ちょっと興味があるくらいの人でも楽しめると思うよ!!
・・・ところで、なんで「とにかく」ってウサギに角って書くんだろうね?その謎は番組内で明らかにされるわけがなかったわ。